舟戸児童公園のSLに汽笛装置を設置しました
— 機械工学科 課題研究メカトロニクス班 —
機械工学科3年生の課題研究メカトロニクス班は、王寺町からの依頼を受け、舟戸児童公園に展示されている蒸気機関車に汽笛装置を製作・設置しました。この取り組みは、町制100周年を迎えた王寺町が進める舟戸児童公園のSLリニューアル事業の一環として、本校と王寺町の連携により実現したものです。
公園に保存されているのは、1944(昭和19)年に製造されたD51形蒸気機関車895号機です。「デゴイチ」の愛称で知られる日本を代表する蒸気機関車で、関西本線を走り、王寺のまちの発展とともに歩んできました。現在は町指定文化財として舟戸児童公園に静態保存され、運転席に入ることもできるなど、誰でも見て触れることができる貴重な展示となっています。
今回の汽笛装置の製作では、生徒たちが自ら現地に赴き、現場調査を行うところからスタートしました。設置場所の状況確認や装置の設計、部品製作、組み立て、動作確認などを行い、約1年をかけて完成させました。来園者が楽しめるよう、3種類の汽笛を鳴らすことができるボタンも設置されています。
令和8年3月14日に、SLリニューアルお披露目式が開催され、町民の皆様をはじめ、全国から集まった鉄道ファンの方々とともに盛大に執り行われました。明治時代に奈良県で初めて鉄道が開通した王寺町は、「鉄道のまち」として知られ、全国の鉄道ファンからも注目される地域です。そのシンボルであるSLの整備事業に、本校の生徒たちが関わることができたことは、大変貴重な経験となりました。課題研究に取り組んだ生徒たちは「公園に遊びに来るちびっ子たちに喜んでもらえたらうれしい」と話していました。ぜひ、舟戸児童公園にお立ち寄りいただき、生まれ変わったSLと汽笛装置を体験してみてください。
最後になりましたが、王寺町制100周年を心よりお祝い申し上げます。本校生徒に貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。